スポンサードリンク

卵巣の腫れ

卵巣は、正常な場合の大きさが、ほんの親指くらいです。
ですから、ちょっと腫れているくらいでは、圧迫感や痛みなどは感じることがありません。
自覚症状がないままに病気が進行することもあり、「沈黙の臓器」と言われるのも不思議ではないところです。

ただし、卵巣が5cm以上にも腫れあがると、激しい痛みが腹部を襲うことがあります。
これは、「茎捻転」と言って、卵巣がクルッと捻じれた状態で、良性の腫れですが、緊急の手術を要する場合もあります。

悪性の「卵巣癌」は、進行して転移してから発見されることも少なくありません。
腹水が溜まって、やっと発見されたら、「卵巣癌」だったということもあります。

また、卵巣に子宮内膜症ができて、腫れを生じることがあります。
古い血液が、チョコレート嚢腫という袋に溜まり、だんだんと腫れていきます。

卵巣の腫れなどの異常を早期発見するためには、子宮癌検診と一緒に、膣からの超音波検査を受診することをお勧めします。

卵巣の腫れと妊娠

妊娠の初期には、卵巣に腫れが生じることがあります。
これは、「黄体嚢胞」と呼ばれるもので、ホルモンが影響を及ぼしているものです。

妊娠を維持するために、ホルモンを十分に分泌することが必要であり、卵巣の黄体部分が大きくなって腫れた状態になります。
胎盤からのホルモンの分泌が始まれば、卵巣の腫れが引き、次第に正常な大きさへと回復します。

ですから、妊娠による卵巣の腫れは、自然に経過を見ていくのが普通です。
激しい運動は控え、体を捻らないように心がけ、あまり神経質にならずに、小さくなるのを待つのが良いでしょう。

卵巣腫れと原因

排卵が原因で、卵巣の腫れを生じてしまうことがあります。

普通は約2cmしかない卵胞が、排卵期には4〜5cmの大きさになることがあります。
そして、この肥大は、排卵後は消えてなくなります。

また、排卵後に、血体と呼ばれる5〜6cm大の腫大が起こることもあります。
これは、血液が溜まることが原因ですが、次の月経が終わる頃には、元に戻ります。

このように、月経の周期によるホルモンのバランスが、腫れを引き起こすこともあります。
肥大から元の大きさへ縮小する変化は、機能性卵巣嚢腫で、病気とは考えなくても良いそうです。


ページトップへ
スポンサードリンク

フッターメニュー

Copyright © http://hare-info.com/ All Rights Reserved.