首の腫れ

風邪を引いたり、体の免疫機能が低下すると、首のリンパ腺が腫れることがあります。

首の周囲には、網の目のように張り巡らされているリンパ腺があります。
体外から入り込む細菌を、体内に入れないように防ぐ働きをするのがリンパ腺です。
細菌との闘いによって、腫れの症状が現れます。

細菌に感染すると、首のあたりのリンパ腺が急激に腫れて、痛みが出てくる場合があります。
この類の腫れは、3日ぐらいで自然に引いていくのが普通です。

また、甲状腺の病気でも、首の前部などが腫れることがあります。
痛みがないのに、しこりとなって大きくなる場合は、甲状腺の病気である可能性が高いようです。

同様に、痛みのない腫れで、硬さがあるものは、悪性の腫瘍などが疑われます。
赤く腫れて痛みがあったり、複数の場所が腫れる時も、注意が必要です。

首の腫れと頭痛

首こりが原因となる頭痛は、首から後頭部にかけての筋肉に「こり」が生じていることがあります。
頭痛の他に、イライラしたり、耳鳴りや首が上に動かせない、鎖骨周辺の痛みなどの症状を伴うこともあります。

病気が原因なら、筋骨格器系の障害や循環器系障害、腫瘍、眼性疲労、顎関節症、頚椎症、変形性脊椎症などが考えられます。
感染症からリンパ腺が腫れ、首こりを引き起こし、頭痛になる場合もあります。

病気が原因でなければ、ストレスや姿勢の悪さ、パソコンなどの労働による疲労が、影響していることが多いようです。

首の腫れと痛み

首こりや肩こりの頭痛と共に、別の症状が出ている時は、専門医の検査や治療を受けることをお勧めします。

もしも、歯や歯茎の痛みや腫れも起きている場合は、口腔外科を受診してください。
また、手足の冷えやむくみ、動悸、息切れ、左肩の痛みなどを伴うときは、内科か心臓外科です。
肩や首のしこりや腫れ、手足のしびれや痛み、上腕の運動範囲の減少などがあれな、整形外科が適切です。
首の腫れ、急激な体重変動、のぼせ、手足の熱感などの症状が起きていれば、内科か内分泌科になります。

他にも、脳神経外科や耳鼻咽喉科、婦人科などの病気と、首こりや肩こりが深く関わっている場合もあります。
原因を解明し、それを早く治療して取り去るためにも、専門医の受診は不可欠です。


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