リンパ節は、リンパ管の途中にあり、リンパ球の生産やリンパ液の中の細菌などの不純物を濾過する役目を担っています。
体内に侵入しようとする不純物と、それを阻止しようとするリンパ節が闘い始めると、腫れや痛みを引き起こします。
また、闘いが済んで細菌を殺した後も、腫れがそのまま残ることがあります。
子どもの場合、耳のうしろにあるリンパ節が腫れることがよくあります。
小児科や耳鼻科の触診で、良性で炎症性と診断されたときは、異常がありませんので、そのまま放置して構わないそうです。
しかしながら、数が増えたり、全身に及ぶようなことがあれば、さらに詳しく診察してもらうようにしてください。
大人の場合は、40歳前後になって、硬く孤立したリンパ節が急にひとつできた時は、注意が必要です。
発熱を伴った腫れが頻繁に起こる場合も、原因となる病巣があったり、気付かない炎症が起きている可能性もあります。
リンパ節が気になったら、内科、小児科、耳鼻科などを一度は受診することを心がけてください。
口や鼻から細菌やウイルスが入ってきて、扁桃、咽頭などに炎症が生じると、頚部のリンパ節が腫れます。
痛みや発熱を伴うことが多いのですが、症状がなく腫れだけが起こることもあります。
炎症が鎮まれば、腫れも治まるのが普通です。
もしも、長く続くようであれば、腫瘍やがんの転移などの可能性もないわけではありません。
また、頚部リンパ節の腫れが顕著な病気のひとつに、「ホジキン病」があります。
痛みがなく、ゴムまりのような硬さで、頚部のリンパ 節が腫れるのが特徴です。
痛みがなくても放置せずに、必ず耳鼻咽喉科を受診するようにしてください。