肝臓が腫れて大きくなると、肝腫大という状態になり、肝臓に病気が現れていることの目印となります。
一般的には、肝腫大は自覚症状がないのが普通ですが、急激に腫れると、触ったときに圧痛が感じられることもあります。
また、腫れが大きいときは、不快感や膨満感を腹部に感じるようになります。
触診によって、肝臓の大きさを推定し、肋骨の下に届くほど腫れが大きいかどうかを診察します。
感触が、病気の種類を特定する手助けとなります。
柔らかい感触のときは、急性肝炎、脂肪浸潤、うっ血、初期の胆管閉塞などの病気が疑われます。
一方、硬くて不規則な感触であれば肝硬変、明らかなしこりがある時は、がんの可能性もあります。
しかし、時には、病気があっても、腫れがなくて、大きさが正常な場合や、逆に萎縮していることも少なくありません。