声帯は、のどの奥にあって、声を出すために働く器官です。
一対の粘膜のヒダである声帯は、ほんの2センチほどの大きさしかありません。
この小さなヒダが閉じて、息の力で振動させられる時、声が発生するのです。
声帯を酷使すると、粘膜に腫れや炎症が起きて、硬くなってしまいます。
その結果、声を出すための振動がうまくできなくなって、声がかすれます。
腫れや炎症が慢性化すると、部分的に血行障害を起こします。
それが、ポリープとなり、空気が漏れて声がかすれる原因となります。
ポリープには、3つの種類があります。
大声で話をする男児や、成人女性に発病しやすいのが、声帯の前部両側にできる声帯結節です。
これに対し、片側にできるのはポリープで、成人の男女、特にのどをよく使う人の職業病とも言えます。
両側が全体的に腫れると、ポリープ様声帯になり、ダミ声のようにひどくかすれた声になります。