指先の腫れ

指先から色々な種類の細菌が侵入し、ひょう疽、爪周囲炎、ヘルペス性ひょう疽などの感染症を引き起こすことがあります。

指先が感染症にかかると、腫れや痛みを伴って、様々な症状が現われます。
ひょう疽、爪周囲炎、ヘルペス性ひょう疽に共通なのが、指先の強い痛みと腫れです。

ひどく腫れた指先が、硬くなってズキズキ痛むのが、ひょう疽の特徴です。
骨や関節、腱にまで感染が広がることもありますので、軽症のうちに外科を受診することをお勧めします。

強い痛みを感じるヘルペス性ひょう疽は、びらんによる腫れができますが、硬くなることはなく、小さな水泡ができます。

手術の必要がなく、最後は、自然に消えてなくなります。

爪周囲炎を起こすと、表皮と爪の境の部分が赤く腫れて、とても痛くなります。
怪我だけでなく、マニキュアが甘皮についたことが原因となることもあります。
患部の血行促進や抗生物質で治療しますが、膿瘍ができている場合は、膿を出すための手術を行います。

指先の腫れと関節

手の指先が、噛み傷によって感染症にかかり、腫れる場合もあります。

動物に指先を噛まれて感染症になるケースが多く、皮膚の傷口から細菌が入り込みます。
けんかをして、こぶしで口の周辺を殴った時に、歯で傷ついた手の指先の皮膚が、細菌で汚染されることもあります。

動物と人、どちらの噛み傷も、傷口を切開して洗浄するなど、きちんと手当てをすることが大切です。
さもないと、化膿性関節炎などを起こし、関節が永久に破壊される可能性も否定できません。

化膿性関節炎の予防のためには、抗生物質を投与する必要があります。
動物や人の噛み傷には、アンピシリンやペニシリンが効きますが、抗生物質に耐性を持っている細菌もあります。

足の指先の腫れ

足の指先が腫れる病気で、よく知られているのが通風です。

足の親指の第二関節が、赤く腫れて、猛烈な痛みを生じる発作が起きます。
2〜3日も歩けなくなるほどの激しい痛みに見舞われますが、一週間もすると症状が消えます。
そして、何事もなかったような日々が過ぎ、半年〜1年後に、また発作が襲います。
だんだんと、指先だけでなく、足首や膝の関節まで腫れが広がり、発作が多発するようになります。

通風は、尿酸が原因とされています。
この尿酸を生成する酵素の働きを低下させる新しい治療薬が、2009年3月に米国で発売されます。
武田薬品工業と帝人ファーマによって開発された「ユーロリック」は、腎・肝機能が下がった通風患者にも投与できることで注目されています。


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