手の甲の腫れ

手の甲に、数ミリから数センチの腫れができるのが、「ガングリオン」です。

ガングリオンによってできる手の甲の腫れは、硬くて弾力性があるのが特徴です。
この腫れの中には、ゼリー状で無色透明な粘稠液が詰まっています。
ガングリオンの原因は、結合組織の変性によってできるものと考えられています。
しかし、はっきりとは特定はされていなく、限りなく腫瘍に近い疾患の類に入れられています。

腱鞘や関節包、靭帯などから発生するガングリオンは、手の甲の中でも、手首にできることが多いようです。
また、指や、足の周辺にガングリオンの腫れができることもあります。

ほとんどの場合、痛みや痒みなどの症状はないのが普通です。
ただし、腫れの大きさによっては、違和感を感じることもありますし、稀に運動障害を伴うこともあります。

手の甲の腫れと病名

「手の甲にコブみたいな腫れができて、病院に行ったら、ガングリオンという病名だった」という話はよく耳にします。

ガングリオンと病名を決定する前に、腫れたコブの中にある内容物の検査が行われます。
足や手の甲の腫れたコブから、注射器で液体を吸引し、それがゼリー状の粘稠液であれば、ガングリオンです。

痛みや運動障害がないのであれば、そのまま放置しても構わないでしょう。
症状がある場合は、穿刺療法で中身を抜き取る治療が適しています。
女性の場合は、足や手の甲のガングリオンが目立つのを気にして、穿刺療法を受ける方も見受けられます。

手の甲の腫れと治療

足や手の甲の腫れたコブが大きく、痛みがひどいのであれば、手術での治療が行われます。
また、穿刺療法が頻繁に必要な場合も、医師から手術を勧められることが多いでしょう。

何度も、足や手の甲に腫れたコブができるため、穿刺療法で吸引を繰り返すことがあるかもしれません。
このような場合は、後遺障害による感覚障害や運動障害が懸念されますので、速やかに手術療法を受けるべきでしょう。

ガングリオンの手術は、整形外科で行われるのが一般的ですが、生命保険の手術保障の給付に関しては、対象外となることが多いようです。


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