しょっちゅう鼻毛を抜いていると、炎症を起こして腫れることがあります。
また、ティッシュを入れて鼻の中を刺激することを繰り返しているうちに、痛みや腫れを生じることもあります。
指を入れて触れることができる鼻毛が生えている部分は、鼻前庭と呼ばれます。
この部分の皮膚の毛のうなどに、細菌感染が起きて腫れた状態が鼻節です。
この病気は、小さい傷から入り込んだ細菌から感染が起こって、腫れておできになるものです。
炎症は、赤い充血の腫れを生じ、触ると痛いのが特徴です。
直接、腫れたおできに触れなくても、外側から押しただけで、強く痛むこともあります。
外鼻孔上側の内側や底辺が、おできができやすい場所です。
鼻の中のちょっとした傷が、命を脅かす大きな病気につながることがあります。
ですから、不潔な指で触ったりしないように、注意をすることが大切です。
鼻の中のおできが大きくなると、患部に微熱を生じ、しこりとなって、表皮が赤く腫れてツヤツヤになります。
触れることがなくても、痛みを感じるようになります。
2〜3日もすると、この腫れが化膿して、膿の根っこができて、腫れたおできの中心は、黄白色となります。
さらに、ひどくなると、小鼻のわきから上へ上る眼角静脈にまで化膿が広がっていきます。
そして、血管の中へ入り込んだ膿が、血液と一緒に、脳低から全身の血流の中へ運搬されます。
このような状態が面ちょうと呼ばれ、敗血症になって、命に関わる病気です。
鼻節の治療は、内服薬として抗生物質を服用し、抗生物質が入った軟膏薬を患部に塗布します。
また、蒸しタオルを患部にあてがって、日に3度20分くらい温めるのも効果があります。
膿が溜まって腫れがひどい時や、抗生物質が効かない時は、切開して排膿することもあります。
鼻の中におできができると、とても気になって触ってしまいがちですが、それは絶対に止めてください。
特に、かさぶたを剥したりすると、逆効果です。
腫れがひどくなって、炎症が広がる怖れがあります。
鼻の中が腫れたら、我慢したり素人療法をせずに、すぐに耳鼻科を受診することをお勧めします。