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口の腫れ

唇・頬・舌・歯肉などの口の粘膜に炎症が起きて腫れることがあります。

粘膜自体が口の腫れの原因となっている時は、粘膜そのものが変化します。
例えば、口の粘膜の腫れが、水泡のように、水が溜まった形状になることがあるでしょう。
これは、粘膜の下か、もしくは粘膜内に水が溜まってできた水ぶくれです。
水ぶくれの色は、溜まっている液の色によって変わります。
原因次第では、粘膜が透けることもあり、腫れ自体の色が表面化することもあります。

また、腫れていても、健康な粘膜のままで、何の変化も見られないこともあるでしょう。
この場合、腫れの原因が粘膜よりも深部にあるため、粘膜は正常な状態を保っていられるのです。

口の粘膜の病気は、炎症だけではなく、アレルギー性のものや腫瘍などもあります。
さまざまな原因が絡み合って、口の腫れを起こすことも少なくないようです。

口の腫れとアレルギー

唇のクインケ浮腫は、痛みがなく、半日から1週間程度で、腫れが引きます。
原因は、血管神経の過剰な興奮による毛細血管の透過性亢進です。
アレルギーや自律神経失調、遺伝などが関与して、唇に腫れを引き起こしていると考えられます。

口腔の慢性的な炎症がある場合は、その治療が必要です。
通常は、抗アレルギー剤を投与しながら、唇の腫れの様子を見て行きます。

肉芽腫性口唇炎の原因も、アレルギーであることが多いようです。
薬剤や食物に関するアレルギーが、遺伝や歯の慢性感染症などと複雑に関係して起きるケースが多々見られます。
肉芽腫性口唇炎では、唇全体または局所的に硬くなった腫れが生じます。

口中の腫れ

口中の腫れのうち、口底部にできる粘液貯留嚢胞は「がま腫」と呼ばれます。
がま腫は、痛みがなく、薄い粘膜下に青みを帯びた腫れができるのが、特徴的な症状の病気です。

嚢胞ができる原因は、舌下腺管にあるので、外科での手術的な治療が必要です。
がま腫は良性ですから、体表をできるだけ傷つけないように処置しなければなりません。

薄い嚢胞は完全摘出がやや困難で、時には再発することもあります。
舌下腺と共にガマ腫を全部摘出することで、再発がほとんど防げるようです。


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