顎下腺の腫れ

顎(がく)下腺が腫れる病気には、先天性や、炎症、腫瘍性疾患、感染症など、多くのものがあります。
唾液腺やリンパ節、虫歯、皮膚などと深く関わりあって、顎下腺が腫れている場合もあるそうです。

そのような色々な顎下腺の病気の中に、結石ができる「唾石(だせき)」という病名があります。
唾液の中に含まれるカルシウムが固まってできるのが唾石で、そのほとんどが顎下腺にできると言われています。

唾液を分泌する場所は、唾液腺です。
唾液腺には大唾液腺と小唾液腺があり、大唾液腺は耳下腺、顎下腺、舌下腺で構成されています。
顎下腺から分泌される唾液は、耳下腺や舌下腺よりも粘りが強く、唾液を口中に導く管が長いようです。
そのため、唾石が顎下腺にできやすい場所と考えられています。

顎下腺の腫れと専門医

物を食べると、唾液が分泌されます。
唾石があると、唾液がスムーズに流れ出ないために、顎下腺に腫れや痛みが生じます。

唾石は、段々と大きくなっていくので、大きくなるにつれて、腫れが増し、痛みも強くなります。
感染症を併発することもありますから、専門医で治療を受けることをお勧めします。

顎下腺が腫れた時は、耳鼻咽喉科か頭頚部外、歯科口腔外科などの専門医を受診なさると良いでしょう。
唾石の大きさにもよりますが、腫れがひどい時は、手術での治療法が一般的です。

顎下腺の腫れと痛み

顎下腺が何年間にもわたって、腫れを繰り返すことがあります。
画像診断では、5ミリくらいの大きさの唾石があって腫れていても、痛みを感じない場合もあるそうです。
このような場合は、しばらく様子を見ながら、手術のタイミングなどを考えるようです。

しかしながら、顎下腺の腫れや痛みが激しい時は、手術で唾石を摘出します。
手術には2種類の方法があります。
口中から唾石だけを摘出する方法と、あごの皮膚を切開して顎下腺ごと摘出する方法です。
体への負担が少なく、顔に傷が残らないのは、前者の方法です。

ただし、どちらの手術が適するかは、医師の判断にもよります。
詳しい説明を受けて、医師と相談しながら治療法を決定するのが良いでしょう。


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