膝が悪いと様々な不調を感じます。
重く感じてだるい、痛くて曲がらないので正座ができない、腫れているなど等。
色々な症状を引き起こす膝の病気として、変形性膝関節症が有名です。
変形性膝関節症は、病気が進行すると、骨や関節が変形します。
関節軟骨に、肉眼では見えないほどの小さな傷がついて、それが歳月をかけて少しずつ悪化します。
進行度は、初期、進行期、末期の3段階、または前期、初期、進行期、末期の4段階に分けられます。
変形性膝関節症
は、「一次性」と「二次性」の2種類に大別されます。
明確な原因が特定できないのが、「一次性変形性膝関節症」です。
原因が怪我や病気などと特定されるのが、「二次性変形性膝関節症」です。
この病気の特徴として、痛みや腫れは全過程で見られます。
前期や初期では、強い痛みを伴って腫れます。
進行期や末期の腫れには、鈍い痛みが伴います。
変形性膝関節症は、中高年層に多い病気です。
特に、50歳以降の女性に多く見られます。
発病初期には、腫れや痛みがすぐに治まって、病院を受診しない方もいます。
また、痛くても、加齢のせいだとあきらめてしまう方も少なくありません。
一度発病すると、元通りにはなりませんが、進行を遅らせることはできるのです。
変形性膝関節症は、適切な治療を受けることで、日常生活を普通に送ることができる病気です。
膝に腫れや痛みを感じたら、年齢のせいと、自己診断してはいけません。
必ず専門医を訪れて、病気について理解し、きちんと治療を受けることが大切です。
「二次性変形性膝関節症」の危険因子のひとつに、慢性関節リウマチがあります。
慢性関節リウマチは、全身の関節に炎症が起こる病気です。
慢性関節リウマチによって起こった変形性膝関節症は、腫れや痛みの程度によって治療法に違いがあります。
基本的には、薬物療法、温熱、冷却療法、運動療法を行います。
それでも、腫れが引かない、痛みが改善されない、という場合は外科的療法が行われます。
日常生活では、リウマチの悪化を防ぐために、体を冷やさないように心がけることが大切です。
湿度が高いのも悪化の原因のひとつですので、入浴や洗髪の後に、体に水分を残さないことが肝心です。